At the Hotel (No.1)
2009年10月30日(金)
壁の時計はもう20時
私の背中に広がる夜景とざわめき
二人の前には磨かれたバーとジャズピアノ
大理石の上 二人が手を重ねると
カクテルの様に私達の人生が溶け合う
リキュールの様に注ぎ込み 滑り込み
恋のアルコールに淡く酔いしれ
グラスの中で廻り 踊る
二人の頭上にはレモンの満月
ラックから吊るされた透明な星々は揺らぎ
無数な色のボトルは摩天楼
液体は美妙な水色に発光する
鍵盤の音符が そっと夜空に夢を架ける
壁の時計はもう真夜中
このカクテルは二人の湖
この湖は二人の夜