バカヤロウ
2009年5月30日(土)
私 私 私 私 魂魂魂 私 私 魂魂魂 私 私 私 私 涙 涙 涙 涙 涙 涙 涙 涙 涙 涙 涙 涙 涙 涙 思い出 涙 枯葉 枯葉 アナタ!アナタ!アナタ!アナタ!アナタ!アナタ!
恋は即興
2009年5月30日(土)
何の話から始めよう
鳥の話から
鳥の様な二人の恋の話から
窓を開け放つと、地平線までトウモロコシ畑が広がっていた
僕達は赤いポピーの様に愛し合っていた
只、今は恍惚をあなたの膝枕の上 じっと夢を見ている
コップの中に水がある 水が
私の中にあるのは、君への想い
私は水の輝きを見詰めている
花の様に儚く、ガラスの様に繊細な
傷だらけの優しさ 優しさとは、つまり涙 心の涙 魂の血
優しい夕焼けが次第に傾き
疲労の中を歩む二人の影を引き伸ばす
プロンプトも無く、まるで台詞は忘れられたかのように
そして、再び私が「愛している」と言った時
外は既に幾分か、もう明るく
鳥は歌うのを止めていた
孤独は磨き、狂わせる
生活の色に何度も何度も塗り重ねられた絵
死が恋に囁く
死が生を誘惑するのと、全く同じやり方で
君の魂に刻み付けた 愛の言葉を
二人の心に付けられた、同じ一つの傷を
その時に唇から流れた血
その悲しみの味が今でも流れている
今日の涙は木枯らしの様に冷たい
恋の残灰に火を灯し、手をかざしている
記憶は風化し、清らかなもの
思い出だけが、そこに残った
恋人よ、この大きな海を眺め、海岸線を歩いている
Key, lock, and door
2009年5月28日(木)
Key wants to open.
But lock doesn’t want it.
Key wants to open.
But lock doesn’t want it.
Key really wants to open.
Lock really doesn’t want it.
In the meantime, door remains indifferent.
World chuckles behind the door.
Another world…
731日(2歳の誕生日に・・・)
2009年5月24日(日)
愛しているから 愛されているから
如何に辛くても 生きなければならないから
白樺の樹と ポプラの樹と
手の中の手が 手の外の手と
流浪の旅だから 故郷の無い人生だから
しっかりと泣くこと しっかりと笑うこと
雨にさえも 優しさがあるから
私達にも 涙が
生活が 輝くようにと
虹が二つの命から 果てしなく あなたの命へと
1999年2月14日
2009年5月24日(日)
雪の夜はとても静かだ
初めて君と腕を組んで歩いた
どんなことでも話す二人が
そのことだけは何も言わず
この驚きを自然なものにするかのように
只、腕を組んだ恋人の影を見詰めて歩いた
一つ一つの街灯に照らされて
二人の影は雪の上で恥ずかしそうに踊っていた
「さむいね」
列車が入る少し前
初めて君を抱き締めた
でもキスはしなかった
僕はそんなに卑怯者じゃないから
「次はいつ来れるのかまだ分からない」
それだけ言って離れた
車窓から君の後ろ姿を悲しく眺めた
車体が動き始めたその時だ
窓を見続けていた僕は
君が柱の影に立っているのを見た
愛し合っているのに
愛し合っているから
それだからこそ
「さよなら」なんて言いたくなかったんだ
手を振ることさえしたくなかったんだ
高台の彫刻
2009年5月24日(日)
私は立ち会おう、
高台に立つお前に。
雨よ、
お前は私の為に泣いているのか。
お前の泣き声が聞こえている。
私の耳に入るお前の雨音が。
地を叩き、泣き叫んでいる。
我々の涙が頬を撫でている。
私も又
お前と共に高台に立ち、
雨に打たれ、
そして風に吹かれている。
彫刻よ、
我が旧友よ、兄弟よ。
どのような悲しみの為に、
どのような悲しさを越えて、
お前が動かぬ者、
雨に打たれし者と成ったかを私は聞くまい。
何故ならばこの私も又、
高台に立ち、
そして全身涙まみれになっている。
高台の彫刻よ。
お前は誰を、
一体誰を待っているのだ。
永遠の時を背負い込んで。
待つ者は、既に遠く去ってしまった。
我々を悲しみの高台に残して。
高台に立つ彫刻よ。
一つ心に留めておけ。
我々は互いに、
互いの為に泣く者がいる。
さあ、私は立ち去ろう、
涙をそのままにして。
只、お前の涙だけは拭かせて貰う。
辛い時代の記録から
2009年5月24日(日)
1999年2月14日(日)
0:30頃にLAUSANNEにて仕事を終える。
0:40頃に同僚JOSEの車でOUCHYへ帰宅(終電を逃した為)。
0:44にS.W.へ手紙を書き始める。
2:30頃に手紙を終え就寝。
5:20に起床。
6:52にOUCHY発。
6:56にLAUSANNE着。
7:02にLAUSANNE発。
10:11頃に遅れてWINTERTHUR着。
10:38にWINTERTHUR発。
11:02にWEINFELDEN着。
11:05にWEINFELDEN発。
11:29にKREUZLINGEN着。S.W.と再会。
19:29にKREUZLINGEN発。
19:53にWEINFELDEN着。
19:57にWEINFELDEN発。
20:50にZURICH HB着。
21:03にZURICH HB発。
22:15にBERN着。
22:21頃に急行ではなく誤ってほぼ同時刻発の鈍行にてBERN発。
1999年2月15日(月)
1:30頃にLAUSANNE着。
2:00頃に終電を逃した為、徒歩にてOUCHYに着き就寝。
4:40に起床。
6:00頃にLAUSANNEにて仕事を始める。
442号室
2009年5月24日(日)
約束を重ねたまま、
私は東の雪の景色へと消えて行った。
約束を重ね合ったまま、
あなたが西の雪景色の中へと入って行く前に、
まだ数時間残っていた。
女主人のいない部屋の前に立ったあなたは、
私の前に立っていた。
錠の掛かった扉に触れたあなたは、
私の魂に触れていた。
人目を忍んでドアの木目に額を近づけて、
あなたは私の心に口づけをした。
442号室に暫くあなたは寄り掛かって、
私に縋り付いて泣いていた。
もはや見送る者も無く、
あなたが雪の中を歩く時が遂に来て、
生まれて初めて、あなたは絶望の顔を覗いた。
私達の買った、
手巻き時計の秒針音を聞いて。
ボストンバックの中から。
たった今から永く、一人の時を刻んでいる。
二つの列車は君を
我が手から遠くへと連れ去って行く。
毎秒、そして又、毎秒と。