咲き誇っても、散り果てても

2007年8月31日(金)

咲き誇っても、散り果てても

恋人
恋人
恋人よ・・・
私の恋人・・・

愛が首を傾げたまま
開け放たれた窓辺に頬杖をつき
見るともなく、外を見ている

白いカーテンが心にはためく
あの日、麦藁帽子のリボンの様に

恋人
恋人
恋人よ・・・
私の恋人・・・

咲き誇っても、散り果てても

美しいまま(訳:佐藤洋平)

2007年8月27日(月)

悲しみよ、さようなら
悲しみよ、こんにちは
お前は天井の筋の中に刻み込まれている
お前は私の愛する瞳の中に刻み込まれている
お前は惨めさとは何処か違う
何故なら一番哀れな唇さえもお前を裏切る
微笑みによって
悲しみよ、こんにちは
愛らしい肉体の愛よ
愛らしさの湧き上がる、愛の力よ
肉体の無い怪物の様に
うなだれた頭よ
悲しみ、美しい顔よ

A Peine Défigurée

2007年8月27日(月)

Adieu tristesse
Bonjour tristesse
Tu es inscrite dans les lignes du plafond
Tu es inscrite dans les yeux que j’aime
Tu n’es pas tout à fait la misère
Car les lèvres les plus pauvres te dénoncent
Par un sourire
Bonjour tristesse
Amour des corps aimables
Puissance de l’amour dont l’amabilité surgit
Comme un monstre sans corps
Tête désappointée
Tristesse beau visage

夏のテラス

2007年8月19日(日)

夏のカフェテラスで彼を待って
彼を待って
汗が出て
彼を待って
水をこぼして
彼を待って
涙が溢れて
私にはもう何が何だか分からなくって

「キヌーカ」、エルシュテーヌルィツツィ
エルシャイントシュテーヌルィツツス
シュタイントハルト
ドュニュッサイトラフラゥーブヌィ
ユュプサイトクレ
バヴルュシュクマ
キュヴィアイントトラムヌィエス
ジュヴゥエハールタ
カルシュックジョルジェ

「キヌーカ」、エルシュテーヌルィツツィ
ヨアキントカルシュ
ヨアキントアルタヌィット
ヨアキンリヴァリッソトトゥーレーヴ

夜の庭

2007年8月7日(火)

「女性を色に喩えるとしたら
ねぇ、何色がお好きなの」

甘い花の香りが
温かい夜風にのって鼻をくすぐる

懐かしい闇の中から
恋人の微笑みが聴こえる

「女性を色に喩えるとしたら
ねぇ、何色がお好きなの」

満月の月光が白く囁き
たわわな果実が樹の上々に実っている

柔らかな君の髪が
そっと肩にのせられている

「女性を色に喩えるとしたら
ねぇ、何色がお好きなの」

最初の日(訳:佐藤洋平)

2007年8月7日(火)

戸棚の中の白いシーツ
ベッドの中の赤いシーツ
母親の中の子供
痛みの中の母親
廊下の中の父親
建物の中の廊下
街の中の建物
夜の中の街
叫び声の中の死
そして、命の中の子供

Premier Jour

2007年8月7日(火)

Des draps blancs dans une armoire
Des draps rouges dans un lit
Un enfant dans sa mère
Sa mère dans les douleurs
Le père dans le couloir
Le couloir dans la maison
La maison dans la ville
La ville dans la nuit
La mort dans un cri
Et l’enfant dans la vie.